ガウディとサグラダファミリア展

東京近代美術館に ガウディとサグラダファミリア展に行ってきました。


NHKスペシャルでも放送され、人気があるということで時間を予約して行ったのですが、当日券も売られていて、入るまでに20分、入ってからもかなりの混雑でした。



終了も近かったので、混んでました。


設計者であるアントニ・ガウディが亡くなっているのに、100年以上に渡って建築が進められ、今だに完成していないサグラダ・ファミリア。


設計図の原画や彫刻など、実物が展示されてました。



生誕の門のガウディオリジナルの彫刻が見れました。


教会ということで、彫刻がかなりの数あって、そこに時間がかかっているのかな?と思います。


日本人の外尾悦郎さんも彫刻に携わっています。

大変なのは、正確な設計図はなく、スケッチやガウディならどうつくるかをイメージして作り上げていること。


建築費用が、観光による寄付金で賄われているのも驚きです。


ITが進化して、300年かかると言われていたサグラダ・ファミリアは2026年にはすべての塔が完成すると言われています。

(彫刻はまだのようです)


2021年に完成した聖母マリアの塔、先端の飾りの模型


マルコの塔 模型


展示を見る中で印象的だったこと。


① ネオゴシック、ネオバロック様式が流行っていた時代の設計


②イスラム様式が反映されていること


③糸を垂らして出来たようなアーチにバランスを見出していること


④塔は、それまでにあったホールやドームを伸ばした形であること


などが印象的でした。


特に、イスラム様式が入っているというのは、なるほど!と思いました。


あのガウディの独特な曲面が組み合わさった形状やモザイクタイルなど、ここからきてるんだと思いましたね。

スペインは、中世にイスラム支配された時代があったそうで、建築もイスラムとキリスト教の融合が見られるそうです。


それにしても、やっぱり、ガウディ建築は独特ですよね。完成が楽しみです。


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IP Interior Works

IP Interior Works 代表 空間コンサルデザイナー 古川まさ美が日々のこと、仕事のこと、インテリアのことなど綴ります。

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