ポール・ケアフォルム展(終了)

9月16日まで開催されていたポール・ケアフォルム展に行ってきました。



パナソニック汐留美術館で開催されました。



 ポール・ケアホルム(1929~1980)は、20世紀デンマークを代表する家具デザイナーです。 
木だけでなく、金属や石などを使って、機能的な家具を作りました。 
シンプルでミニマルなデザインは、公共施設やホテル、現代の家具にも多く見られるデザインでした。 



PK22 割と小ぶりなので、日本のインテリアとも合いそう



PK111 オレゴンパインの集成材を折り曲げたもので、連結して大きさを変えることができる、なるほどなスクリーン。



PK 27  + PK 66  和室に置いてもしっくりきます。



シンプルなデザインですが、機能性から派生したデザインで、どこか見たことがあるようなデザインが多く、あっ、これ、ケアホルムが発祥なんだ!と思うデザインが多々ありました。


ダイニングテーブルやガラステーブルなどのスチールの脚部は、まさに今の家具の主流とも言えるデザイン。
また、ネストテーブルや待合いのソファなど、いまでもそのデザインが受け継がれていて、現代家具の基礎だ!と驚いた次第です。



PK9 3本脚は、でこぼこが多い北欧の住宅では、安定性がでるとのこと。


3本脚の椅子や机が多く、強度が計算された構造で、シンプル、ミニマルなデザインは、自分の好みでもありました。



PK15 椅子に座って試せるコーナーもあり、実物に座って座り心地を確認。


座って試すと、座り心地もすごくよく、シンプルミニマルなデザインなのに、とても快適でした。
黒に塗装した曲木やラタンの座面など見たことがあるなぁと思う中で、モダンさも感じる椅子で、このPK15はなかなかお気に入りな1点でした。



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IP Interior Works

IP Interior Works 代表 空間コンサルデザイナー 古川まさ美が日々のこと、仕事のこと、インテリアのことなど綴ります。

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