横浜にパリのカフェ?

高い天井とフレンチ風なインテリアでおしゃれな雰囲気



先日、好きなアーティストのコンサートがあり、横浜に行ってきました。
毎年、コンサートがあるので、横浜中華街などで食事をしてから、コンサートに行くのですが、今回は趣きを変えて、横浜ならではの古い建築物の中のカフェに行ってきました。


こちらは、『CAFE de la PRESSE』カフェドゥラプレス。
横浜市認定歴史的建造物となっている「横浜商工奨励館」を2000年に改修したビルの旧館の一角にあります。


アールデコ調のインテリアとおいしいケーキでゆっくり過ごせます。
待ち時間はあるものの、コンサート前の夕方の時間なら日曜日でもスムーズに入れました。


 「横浜商工奨励館」は、関東大震災によって廃墟と化した横浜の復興事業として昭和4年(1929)に建てられた。横浜商工界を再起させ、産業の振興と貿易の発展を目的とした建物で、1階と2階には貿易産品の周知を図る商品陳列場、3階は各種組合事務所、4階には横浜商工会議所の事務所といった構成であった。  設計は横浜市建築課で、木村龍雄、北川満多雄、徳永熊雄、佐藤芳夫ら横浜市建築課の技師たちが担当した。重厚な建物の1階は石張、上層階は擬石仕上げとなっていて、古典主義のスタイルの中にアール・デコの影響も見られるデザイン。震災復興期に横浜市建築課が手がけた震災復興建築の代表的な建物の一つとされる。
  昭和50年(1975)に横浜商工会議所が移転した後は長らく空きビルの状態であったが、後に保全・活用する整備が行われ高層棟を増築し、平成12年(2000)に日本新聞博物館と放送ライブラリーを中心とした複合施設「横浜情報文化センター」として生まれ変わった。 既存建物の改修においては、中性化して劣化したコンクリートを再アルカリ化して再生するなど見えない部分でも丁寧な刷新がはかられている。旧建物を一度解体して新たな建物の低層部に旧建物の外壁だけを張り直すいわゆるレプリカ建築とは異なり、一部解体された箇所がありながらも主要な内装を含め旧建物が保全された状態での刷新であり、増築された高層棟においても外壁に日本大通り周辺の歴史的建造物に多数みられるスクラッチタイルが使用されるなど景観に調和するようよく配慮されている。
歴史的建造物アーカイブより 



アールデコ調の装飾で異国情緒が漂う



ケーキは数種類あり、目で見ても楽しめる


横浜商工奨励館として使われていた建物。15時までは、3Fの応接室も見学できます。


旧館は、1Fレストランと2Fカフェくらいであまり人を入れていないけど、ノスタルジックな雰囲気が漂って、すてき。



3F応接室。当時の家具が展示されている。照明器具もかっこいい。



3F応接室。和風な感じがミックスしていて、かわいい天井画


このあとは、コンサートで盛り上がりました。
往年の??鈴木雅之コンサート。観客もかなり年配になりましたが、総立ちで踊って、声出して、ストレス発散して、聞きほれて。。。
楽しい1日となりました。


山下公園では、ドラゴンボートの大会があった模様。チーム戦みたいで楽しそうでした。



毎年楽しみにしています。


中華街もいいけど、こういう歴史的建造物内のカフェなどの探訪も楽しいですね。
また、いろいろと探してみます。




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IP Interior Works

IP Interior Works 代表 空間コンサルデザイナー 古川まさ美が日々のこと、仕事のこと、インテリアのことなど綴ります。

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